タクの英語学習ブログ

自分のペースで海外ドラマを観てその中で気になったフレーズを紹介しています。

THE FLASH 1-1

今回はアメコミヒーロー、フラッシュを描いた「THE FLASH」1-1から紹介します。

 

「way to go」

主人公バリーを紹介する回想シーンより。バリーは少年時代いじめられっ子でこの日もいじめられて家に帰ってきました。母のノーラがバリーの話を聞いてあげているところに父ヘンリーが帰宅します。

 

ヘンリー:Hello? I'm home.

ただいま。

 

ノーラ:Barry got into a fight. And he won.

バリーが喧嘩したんですって。しかも勝ったの。

 

ヘンリー:Oh, yeah?  Way to go, slugger. Oh, and no more fighting.

本当か、それはよくやったな、チャンピオン。ああ、でも喧嘩はダメだぞ。

 

 この「way to go」は口語で、「よくやった」「でかした」「いいぞ、その調子だ」という意味です。ちなみに「slugger」は日本語のスラッガー同様、「野球の四番打者、強打者」のこと。ヘンリーもバリーが喧嘩をして勝つようなタイプではないとわかっているので、これ以上落ち込まないように勇気づけている、ほっこりとするシーンです。

 「way to go」と同じような意味の表現で、「nice job」「good for you」などがありますが、私は留学していたころ、ホストファミリーに「Good for you!」と言われたものの、当時意味がわからずポカーンとした記憶があります…。

 

「took the words right out of my mouth」

バリーが想いを寄せるアイリスに気持ちを告げようとするシーン。しかし話の展開はそうはいかず、アイリスから兄弟みたいな存在だ、と言われてしまう。バリーはそういいたかったんじゃないと言い出せずにこう告げる。

 

アイリス:Even though we pretty much grew up in the same house together and we're kind of like brother and sister because we're not brother and sister, it can get really weird to talk to me about girls. But  I just want you to know that it shouldn't be awkward. There is nothing I want more than you to meet the right person that totally lovesand adores you for the amamzing guy that you are.

私たちは同じ家で育って、兄弟みたいなものだけど、実際の兄弟じゃないから恥ずかしいよね、恋愛について話すのって。それはわかるけど、ちゃんと話してほしい。だってバリーには本当に素敵な女性に出会ってほしいから。

 

バリー:Took the words right out of my mouth.

そう言おうと思ってたんだよ。

 

なんか、バリーにとって悲しいエピソードばかり選んでしまっている…。けれどたまたまそういうシーンだったんです(笑)本心を隠して「(You)Took the words right out of my mouth」って言うの辛いなぁ。

それはさておき、日常でよくある状況ですよね。「ほんとうに!」「その通り」と同意したいときに使えます。