フレンズ 1-2
気がつけば全然更新してませんでした…。
ちょっとずつではありますが、自分のペースで更新していきたいと思います。
さて、今回はフレンズの1-2より紹介します。
①「Here is a deal」
ロスが自分の両親に近況報告するシーンです。
ロス:Look, I realize you guys have been wondering what exactly happened between Carol and me, and so, well.. Here is the deal. Carol's a lesbian. She is living with a woman named Susan. She's pregnant with my child.
聞いて、二人も実際僕とキャロルに何があったか気になっているよね。実を言うと、キャロルはレズビアンだった。今はスーザンという女性と結婚している。でも僕の子を身ごもっていてね…。
この「Here is a deal」よく使う表現ですよね。大事な話の前に「聞いて」「実はね」というニュアンスです。
「deal」単体では名詞だと「取引」「取り決め」「契約」という意味です。なので「Here is a deal」を直訳すると「これが取り決めだ」となりますが、そこから「(今から言う)これが決まったことなんだ。だからよく聞いてね、実はね」(かなり長い拡大解釈になってしまいますが…笑)という意味となります。
という訳で、ここでロスは、近況について説明する前に「Here is the deal」を使っているわけですから「しばらく両親に秘密にしていた自身の近況について、やや思い切って打ち明けた」という背景が読み取れると思います。
ちなみに、同じ「deal」を使った表現としてすぐに思いつくのが「It's a deal」だと思います。こちらは「それで決まりだ」「取引成立だ」「それでいこう」「そうしよう」という意味となります。
②「Pee」
その後、いつもの6人でコーヒーショップに集まっている彼ら。話の途中でロスがトイレに立ちます。
ロス:Must pee.
ちょっとトイレ。
ええ、下品ですみません。「Pee」は「おしっこ」「小便」という意味ですね。ふつうは「Take a pee」「have a pee」のように使うようですが、ここでは動詞として「おしっこをする」という意味で使っています。
これはくだけた言い方で、その類語の「うんち」が「Poo」となります。いわゆる幼児語のようなもので上品な表現とは言えません。
僕らも日本語で「トイレに行く」ということを、同僚や上司に伝えるときに「おしっこいってくる」とは言わないと思います。同様に英語でも通常は「I gotta go to the bathroom」と言います。
なのでここであえて、というか自然に「Pee」を使えるというのは、彼ら6人の仲の良さ、親密さを表しているとも言えますね。
③「OBGYN」
ロストレイチェルとの会話で出てきたこの単語、僕は全くわかりませんでした…。
明日ロスは元妻のキャロルとスーザンの元へ行かねばならず、レイチェルは元夫のバリーに会いに行かなければならないという憂鬱な状況の中、会話の中ではこのように出てきます。
ロス:I'll go down there, and give Barry back his ring, and you can go with Carol and Susan to the O.B.G.Y.N.
僕がバリーのところへ行って結婚指輪を返してもいいよ、その代り君がキャロルとスーザンのところへ行ってさ。だって産婦人科だし。
レイチェル:You've got Carol tomorrow.Ugh, when did it get so complicated?
明日ロスはキャロルと会うのね。あーあ、いつの間に人生がこんなに複雑になったんだろう…。
ロス:Got me.
ほんとだね。
はい。「OBGYN」は「産科および婦人科学」「産科婦人科」という意味だそうです。これは略語で正確には「OBstetrics and GYNaecology」というとのこと。(略語の頭文字を大文字にしています)
ビジネスなどで専門に使う方以外は細かい専門用語までは覚える必要ないでしょうが、日常使いされる言葉くらいは覚えておきたいですよね。僕にとってまた一つ勉強になりました。
みなさんもぜひ海外ドラマを観ながら楽しく英語の勉強を進めてみてください。
それではまた!
THE FLASH 1-1
今回はアメコミヒーロー、フラッシュを描いた「THE FLASH」1-1から紹介します。
「way to go」
主人公バリーを紹介する回想シーンより。バリーは少年時代いじめられっ子でこの日もいじめられて家に帰ってきました。母のノーラがバリーの話を聞いてあげているところに父ヘンリーが帰宅します。
ヘンリー:Hello? I'm home.
ただいま。
ノーラ:Barry got into a fight. And he won.
バリーが喧嘩したんですって。しかも勝ったの。
ヘンリー:Oh, yeah? Way to go, slugger. Oh, and no more fighting.
本当か、それはよくやったな、チャンピオン。ああ、でも喧嘩はダメだぞ。
この「way to go」は口語で、「よくやった」「でかした」「いいぞ、その調子だ」という意味です。ちなみに「slugger」は日本語のスラッガー同様、「野球の四番打者、強打者」のこと。ヘンリーもバリーが喧嘩をして勝つようなタイプではないとわかっているので、これ以上落ち込まないように勇気づけている、ほっこりとするシーンです。
「way to go」と同じような意味の表現で、「nice job」「good for you」などがありますが、私は留学していたころ、ホストファミリーに「Good for you!」と言われたものの、当時意味がわからずポカーンとした記憶があります…。
「took the words right out of my mouth」
バリーが想いを寄せるアイリスに気持ちを告げようとするシーン。しかし話の展開はそうはいかず、アイリスから兄弟みたいな存在だ、と言われてしまう。バリーはそういいたかったんじゃないと言い出せずにこう告げる。
アイリス:Even though we pretty much grew up in the same house together and we're kind of like brother and sister because we're not brother and sister, it can get really weird to talk to me about girls. But I just want you to know that it shouldn't be awkward. There is nothing I want more than you to meet the right person that totally lovesand adores you for the amamzing guy that you are.
私たちは同じ家で育って、兄弟みたいなものだけど、実際の兄弟じゃないから恥ずかしいよね、恋愛について話すのって。それはわかるけど、ちゃんと話してほしい。だってバリーには本当に素敵な女性に出会ってほしいから。
バリー:Took the words right out of my mouth.
そう言おうと思ってたんだよ。
なんか、バリーにとって悲しいエピソードばかり選んでしまっている…。けれどたまたまそういうシーンだったんです(笑)本心を隠して「(You)Took the words right out of my mouth」って言うの辛いなぁ。
それはさておき、日常でよくある状況ですよね。「ほんとうに!」「その通り」と同意したいときに使えます。
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フレンズ 1-1
フレンズの第1話は、いわゆるパイロット版です。6人の登場人物の自己紹介エピソードが主な内容です。ここでも軽くそれぞれを紹介します。
まずは女性の3人。
モニカ 神経質で几帳面な性格。ロスの妹。
レイチェル モニカの高校時代の同級生。結婚式の式場から逃げてきた。
フィービー マッサージ師。変わり者でミュージシャンの一面もある。
男性も3人。
ロス モニカの兄で考古学者。レイチェルに想いを寄せる。離婚したばかり。
チャンドラー ロスの大学時代の同級生。冗談を言う癖がある。
ジョーイ プレイボーイ。俳優のたまご。
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「Hit on~」「~ or something」「Line」
①「Hit on~」
「hit」はご存知のように「打つ、攻撃する」などの意味がありますが、「hit on」の形で「言い寄る、ナンパする」の意味で使います。
(例)Are you hitting on me?
あなた誘ってるつもり?
②「~or something」
「something」だけで「何かあるもの」を意味しますが、名詞のあとに「~ or something」をつけると「~とか何か」という意味になります。正確にはわからないけど、とりあえず、そんなようなものと言いたいときに便利です。
(例)He is an actor or something.
彼は俳優か何かをやっている。
次は、男性に騙されて一夜を超えてしまったモニカに対するジョーイの台詞から。
ジョーイ:Of course it was a line.
もちろん、そんなのよくある手さ。
モニカ:Why would anybody do something like that?
一体なんでそんなことをする必要があるのよ?
ロス:I assume we're lokking for answer more sophisticated than" to get you into bed."
教養のある言い方をしたいけど…はっきり言うと「寝たいから」だね。
「Line」もたくさんの意味がある言葉ですが、ここでは「お決まりの話、やり口、手段」という意味で使われています。このような使われ方を1個ずつ辞書を見ながら覚えるのは、現実的ではありません。
でも海外ドラマを観ながらであれば、使う場面のイメージも付きやすく覚えやすいのではないでしょうか。
みなさんも是非実際にドラマを観てみてくださいね。
フレンズ 1-1 ”I'll Be There For You”
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「フレンズ」
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主題歌「I'll Be There For You」
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「D.O.A」「Your Day」「’Cause」
もっと口語表現が気になる方はこういったものもあるようです。
あれ…オープニングの主題歌で1回目が終わってしまいました。
次回からはもっとスピードアップしていきます!
海外ドラマで英語を学ぼう
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自己紹介とテーマ
みなさん、はじめまして。
このたび、ブログをはじめましたタクと申します。
わたしが書こうと思っている内容は、
ずばり…海外ドラマで楽しく英語を学ぼう!です。
誰もがなんとなく英語を学習するこの時代。
みなさんも一度は、楽で一発ですべて覚えて読めて話せるようになる学習方法!
なんてものを夢見たことがありますよね!?
僕の結論から言わせてもらうと、そんなものはありません。
結局、机に向かって参考書や問題集と顔をつき合わせる「お勉強」は大事…。
だけど、そればっかりじゃつまならくなってきますよね。
そしてその結果、本来の目標である学習が続かなくては意味がありません。
そこで、半分楽しみながら!半分は「お勉強」だ!と自分に言い聞かせながら笑
楽しく勉強を続ける方法として、海外ドラマを見てその中にあるフレーズを
耳からそして目から取り入れるという学習方法を、わたしはやっています。
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海外ドラマを観るには
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おススメの海外ドラマ
ただわたしがやりたいのは、楽しい息抜きの勉強です。
多少、難しくても全部を理解しなくてもいいです。アクションも戦闘もあるからそのドラマが楽しい!なら、それでいいと思います。
まずは好きなドラマを、全部はわからなくてもいいから観る。
それを継続していきましょう!
最後に、当方の英語学習経歴です。
小学校時代 3年間英会話教室に行かされる
中学時代 英語得意
高校時代 文法が苦手で英語嫌いに…
一方、地上波でやっていた海外ドラマにハマる
大学時代 無性に海外に行きたくなり、留学ができる大学・学部を選んで入学
英語検定準1級、TOEIC900 取得